メッチャ短い短編です。
はたして短編と言ってよいのかどうかって
ぐらい短いです。
成婚後の二人の日常生活風景をちょろっと
書いてみましたぁ~。
*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*
「志季、私の泣き顔はみたくないっていったじゃんっ!!」
「うん、君に悲しむ顔はさせたくないといつも思っているよ。」
「じゃあ!な、なんで私、いっつもダメっていってるのにっ!!」
「…う~ん。君が泣く姿は見たくないんだけど…」
「だったらっ!」
「香蘭、本当のこと言っても怒らない?」
「なにがっ?!」
「君の鳴く姿はもっと見たいって、いつも思ってる…」
「っっ?!!///」
「だから香蘭…」
「し…、し…」
「あ、あれ?香蘭??(汗)」
「志季のバカーっ!!!////」
*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*
スンマセン。
いきなり邪妄想が発動です。
志季の爆弾発言(笑)
香蘭が真っ赤になって
恥ずかしがって嫌がる姿も可愛いとか思いつつ
この後、どうやってなだめようかと思案中。
戦がお強い志季がどんな方法で
香蘭をなだめるのか、彼の腕の見せ所ですネ★
その様子を雨帖様が物陰で
そっと見守ってそうだ(笑)
【〜おまけ〜 その日の夜】
その日の夜―。
「・・・香蘭、まだ怒ってる?」
「・・・。」
「香蘭?」
愛しい妻の様子を伺いながら、そっと抱き寄せ頬に触れる。
その顎を捕えて上に向かせると涙目の香蘭がキっと睨み上げている。
(まずいな。まだ怒ってる・・・(汗))
「いっつも志季はそうやってごまかそうとするんだから!」
香蘭はそういうと志季の腕から逃れようと胸の中で暴れ出した。
「なんで私が怒ってるのか本当にわかってるの?!」
「え?君の鳴く姿がもっと見たいって言っ・・・」
「っ?! もうっ!それヤメてぇっっ!!」
そう言うと香蘭は志季の口を手でふさごうと慌てだした。
「だから!そういう事を平気で言ったりしないで!!
しかも今日は円夏様も雨帖様も居たのにっっ!!!」
「・・・ゴメン。嫌だった?」
「普通はそんなこと言ったりしないもん!!
それにあ、あんなことも・・・ふ、ふつーはしないよ・・・」
最後の方は消え入るような声で恥ずかしそうに
俯いてモゴモゴと香蘭はしゃべった。
「え?あんなことって?」
「! え、あ、そ、それはその・・・」
そういうと瞬時に香蘭の顔が真っ赤に染まっていく。
そんな香蘭の様子を見て、志季は思い当る節をいくつか思い出す。
そういえば、しきりに「普通はそんなことしない」って、最中によく言ってるな。
志季はちょっと空を見つめながら思案する。
「・・・ねぇ、香蘭。」
「な、なに?志季」
「香蘭の言う『普通』って?」
「?!」
「香蘭は『普通』を知っているの?」
「え?!だ、だって絶対あれは普通じゃない・・・」
「私を『普通』じゃないっていう事は
どこかで『普通』を経験したことがあるのかな?」
「なっ!!そ、そんなワケ・・・」
香蘭がまだ反論の言葉を言い終わらないうちに
志季は香蘭をベッドへ押し倒した。
「今日は君の言う『普通』を教えてもらおうかな」
「??!!!(滝汗)」
*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*
終わっちゃえ?っ(汗)
犬も食わないの続きです。
ちょっぴり怒った志季が描いてみたかった…
あんまり怒れてないけど。
香蘭は乙女だから全然知らんのですよ、男女の営みのこととかは。(←ダイレクト)
普通じゃない呼ばわりされた志季は
ちょっと心外だとショックを受けてたみたいデス(笑)
あんまり普通普通と香蘭が言うものだから
どこでそんなことを知ったのか(もしくは教えられた)のかと
少しムカついて香蘭に意地悪してみたり。
きっとこの後からは
香蘭の中で寝所での「普通」という言葉は
NGワードとなることでしょう。
「普通」っていっちゃうと志季に襲われる、みたいな?
お粗末さまでシタ★