今月号のLaLaDXの付録にノックダウンされました。
んで。
こんなモノが生成されました。
ついでにイラストも・・・。
けど、オフィシャルの威力がすごすぎて
香蘭はもう見たまんま描いてしまいまシタ。
だって!!
あれ以上に可愛いのをどう描けとっ?!
オリジナリティなくて
スイマセン。
ではどーぞ!
ここは今月号のLaLaDX付録撮影現場。
「は〜い!お疲れ様でしたぁ!!」
「志季、お疲れさまっ。!」
「香蘭もお疲れ様。
時間もちょっと早いから、帰りに王宮に寄っていかない?」
「あ、ゴメン!
なんかこれからね、私だけ別撮りで撮影があるんだって。
だからまだ帰れないんだ。ごめんね、志季」
「そうなんだ・・・。
じゃあ、香蘭の撮影が終わるまで待っていてもいいかな?」
「私は構わないんだけど。志季、お仕事忙しいんじゃ・・・」
「大丈夫だよ。今日の撮影のためにちゃんと調整してたからね」
「そうなんだ!じゃあ、パパッと終わらせちゃうから一緒に帰ってお茶しよう!」
「うん!じゃあ、見学しながらまってるよ」
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「・・・あの。
これ、本当に着るんですか?」
「そうよ〜。かわいいでしょっ!!」
そういってスタイリストさんから手渡されたのは
綺麗な刺繍が施された赤いチャイナドレス。
しかもミニ!!
「こ、こんなの!ムリっっ!!」
「ムリ!じゃないのっ。これもお仕事でしょっ!
オトナの女になりたいなら仕事はちゃんとこなさないと!」
「うっ・・・」
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「お待たせしましたぁ。
準備OKでーすっ!」
「あ、こうら・・・!?」
香蘭準備完了の合図の声に志季がスタジオの入り口に振り返ると
そこには赤いミニのチャイナドレスに身を包んだ香蘭が恥ずかしそうに
スタイリストとメイクに連れられてスタジオに入ってきた。
「・・・」
「へ、変だよね?!こんな格好!!
ムリだって言ったんだけど、仕事だし、大人の女になるんだったら
ちゃんと自分の仕事はしないといけないってっっ・・・」
「い、いや!変じゃないよ。
よく・・・似合ってると思うよ」
「香蘭ちゃ〜ん、撮影はじめようか!」
「あ!は、はいっ!今行きます!!
そしたら後でね、志季!」
「う、うん」
いけないとはわかってはいるんだけど。
普段では見られない、陶磁器のように白くて滑らかな足につい目がいってしまう。
その丈の短さだけでも動揺してしまうのに
その衣装はかなり上までスリットが入っていて。
思わず目で追ってしまう自分がいて。
反射的になる喉と、鳴り止まない動悸に
どうしていいのかわからなくなる志季であった。
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「お!いいね〜、そのポーズ!
香蘭ちゃん、目線はこっちね〜」
順調にチャクチャクと進む撮影。
香蘭は志季に宣言した通り「パパッと」仕事を終わらすために
カメラマンの要望に応えて次々とポーズをとっていく。
「じゃぁ、次は膝立ちでちょっと色っぽく!」
「・・・っ!!」
あの衣装のおかげで、普段の何気無いポーズでも志季の心の何かを
打ち砕くには十分な破壊力を持っている。
なのに。
膝立ちで後に振り向くようなポーズで、人差し指を口元へ当てた香蘭の姿の
破壊力は凄まじく、志季をどんどん追い込んでいく。
「じゃあ、そこの椅子に座って足くんで。
小悪魔っぽい目線で!
そうそうっ!!いいよ〜♪」
「っっ!!!」
椅子に座り組まれた陶磁器のような足を上へ辿ると
そこにはスリットの間から真っ白な太ももが惜しげも無く晒されていて。
(あぁ、・・・ダメだ)
志季の中で完全に何かかが崩壊する音がした。
「えっ?!し、志季!!??」
気がつくと志季は香蘭を抱き上げていた。
そして、カメラマンに有無を言わさない睨みをきかすと
そのまま、スタジオを後にしたのであった。
【終】