LaLaDX 11月号読んだら妄想が止まらない…
志季の、ダムが決壊したかのような
ダダ漏れの溢れんばかりの愛を
香蘭ははたして受け止めきれるのか(笑)
若干ネタバレになりますんで
それでもよければどーぞ!
☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆
志季の公開プロポーズから一夜明けた、次の日。
「…あの、志季。」
「なに?香蘭」
終始ニコニコ顔で答える志季にうぅっと戸惑いながら
香蘭は叫び声を上げる。
「な、なんで!?
私、今日も志季のひざに座らされてるの!!」
今日もいつもと同じように志季のもとを訪れた香蘭は
いつもと変わらない笑顔で迎えてくれた志季に抱き上げられると
あっと言う間に彼の膝の上に拘束され、そのまま腕の中に閉じ込められる。
「きょ、今日はお裁縫もしてないのにっっ!!///」
昨日は志季に「お裁縫を教える」という理由で
(膝の上じゃないと自分の手元がよく見えないとかいう志季の我儘)
その膝の上に拘束されていたが
今日はそんな理由も名目もなにもない。
なんにもないのにこの状況は一体何故っっ?!
「え?なんでって…。香蘭に触れたいから?」
「っっっ!!!////」
その直球すぎる答えに香蘭は真っ赤な顔で
口をはくはくさせる。
そんな様子の香蘭をみて「香蘭、可愛い」と言いながら
志季は額に軽く口づけを落とす。
そして、真っ赤になって固まる香蘭の顔を引き寄せると
その紅く染まった耳元へ顔そっとを寄せる。
「君は私のお嫁さんになる人だから…。
これは香蘭にしか出来ないことだよ。」
そう囁くと、香蘭の目を見つめ
その唇との距離をゆっくりと縮め…
「あの…陛下。とりあえず途中になっている
ここだけ印をいただけますか」
二人だけの世界を打ち破る円夏の声に
香蘭はハッと我に返り、慌てて志季の膝から逃げ出しながら
紅く染まった顔で円夏と雨帖に助け船を求める。
「ち、違っ!!///
あ、あの!!そ、そういえばまだお仕事中ですよねっ!!!」
逃げ出そうとする香蘭をギュッと抱きしめその胸に拘束すると志季は
ちょっと不機嫌な顔を側近へと向けながら片手で器用に印を押す。
「いえいえ大丈夫ですよ。お気になさらずに。
では、確かに頂きました。それでは我々は下がりますので
あとはゆっくりお好きになさってください。」
「ま、まって!円夏様!!雨帖様!!!」
そう笑顔でにっこり微笑むと円夏と雨帖は
香蘭の助けの声を聞くことなくその場を去って行った。
志季と二人っきりになった部屋で逃げることも叶わないこの状況。
助け船も失い、これからどうしたらいいのかと
目をグルグルさせていると耳元で甘い声がささやく。
「ねぇ香蘭…。さっきの続きをしよう?」
*・・*・・*
「はぁ…。陛下のあの人目を気にしないところは
大問題だな」
呆れたようにため息をつく円夏に雨帖が一応フォローを入れる。
「まぁ、今まで抑えていらっしゃった分もありますから…」
「香蘭殿は私達がいれば陛下の行動が抑えられると
思ってらっしゃるみたいだが…」
「陛下はまったく気になさらないでしょうね」
「そのまま事に及ばれでもしたら…」
「「いい迷惑ですね」」
そう遠くない未来に側近の二人は
香蘭にちょっとした同情心を抱くのであった。
☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆・☆
志季ってホントに人目を気にしないんだなぁ~と
今月号でしみじみ思ったんで、つい。
イチャイチャっぷりを目の前で見せつけられる
側近たちの気持ちも察してやれよ(笑)
ま!一番の被害者は香蘭ですけど。
羞恥心(?)がイマイチ足りないダンナに
翻弄される日々が待ってるんだろうなぁ~。